日経新聞 朝刊
財務コンサルタントの城戸です。 今週月曜日の日経新聞朝刊に 金融庁長官のコメントが掲載されていました。 地銀の統合 内容の骨子は金融行政方針の内容で、 〇メガバンクは、今後5年~10年を見据えて資本を…
財務コンサルタントの城戸です。
今日の日経朝刊は
「ゆうちょ銀行が中小企業向け投資ファンドへ出資!」
という記事が一面を飾ってました。
(さすがに福山雅治の結婚報道ではなかった(笑))
記事の内容は
金融庁が投資を解禁したこと
地銀連合が、ゆうちょ銀行と連携に前向きであることを
重要視した内容でした。
(出所:日本経済新聞)
あくまでも私見ですが、
金融行政サイドからみれば
地域金融機関の再編を視野に入れ
巨大な金融機関を地域金融に投入し、
淘汰の波を起こしたのかな~?
また、地域金融機関サイドから見ると
とてもじゃないが、金利引下げ合戦のような体力勝負はできないし
ならば企業融資のノウハウのないゆうちょ銀行とは
今のうちに仲良くしておく方が
将来の再編時に得になるかも?
等と感じました。
いずれにせよ、中小企業にとっては
「リスクマネー」活用のチャンスが広がったことになります。
銀行からの資金調達は
「安全確実に返済する」ことが前提です。
新規事業や研究開発、
農業分野の資金調達等
チャレンジには向いていない場合があります。
したがって、日本のような失敗が許されない事業環境下では
資本力の大きな企業でしかチャレンジ出来ないケースが多いのも事実。
「無謀」は論外ですが
資本力の小さな中小企業でも
社会に貢献できるチャレンジをどんどんできる
そんな環境が日本の経済を強くします。
「無謀」と「チャレンジ」の違いを
Coolに見極めるスキルを高めていきましょう!