財務コンサルティングBLOG

顧問税理士

つぶやき | 2015年9月27日

財務コンサルタントの城戸です。

経営者様にとって、税理士は心強いパートナーです。
なんだかテレビCMのようですね。

『流石!な税理士さん』

「経営者のやりたいこと実現するために
税務上の問題点をアドバイスできる」

経理って、利益がいくら出て、税金をいくら払って
ってことだけではありません。

〇銀行が企業への融資方針を決める元データとなったり(=財務戦略)
〇既存の事業の分析や(=企業の強み・弱みと環境への対応の確認)
〇新規事業、設備投資へチャレンジできるかの検討(=投資戦略)

等にも使用されます。

その為には、社内管理体制の整備と
社内業務と連携した漏れの無い経理部門を構築し
正確・迅速な管理データの把握が不可欠です。

これらを理解した上での経理・記帳業務でなければなりません。

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「イマイチな税理士さん」

① 記帳業務・決算業務の代行業のみ行う
② 画一的な財務分析しか行えなず、分析結果の活かし方をアドバイスしない
③ 社内での記帳結果を細かくチェックしない
④ 経営者のニーズが節税だけと考えている
⑤ 経理業務が、銀行の他、利害関係者に影響及ぼすことを理解していない
⑥ 顧問税理士は経営のプロでないことを理解していない(軽はずみなアドバイスをする)

契約内容によっては、
上記の内容を税理士さんに求めることは、酷かもしれませんが、
記帳業務と納税に終始してしまう税理士さんでは、
ちょっと物足りないのではないでしょうか。

一方、経営者様も、

自分が何をしたいのか
企業の進む方向はどこなのか
顧問税理士に何を望むのか

をはっきり伝えることが重要です。

経営者様と顧問税理士さんとの良好な関係構築は
企業発展のカギであることは、間違いありません。

 

 

 

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