銀行員が社長を見るポイント
財務コンサルタントの城戸です。 販売先は経営者様をどのようなポイントで見ているでしょうか? 「良い商品を作るな〜」「アイデアが豊富やな〜」 仕入先はどうでしょう? 「きっちり納期を守って、確かな品質の…
財務コンサルタントの城戸です。
「今は金利が低いから…」
「必要な時に借りられないと困る…」
「銀行が借りろ、借りろとうるさいから…」
という理由はナンセンス!です。
① 利息がもったいない(直接的な理由)
② 自己資本比率をいたずらに下げ、銀行の格付けが下がる(財務戦略上の理由)
ことが主な理由です。
10月、11月又は、4月、5月に資金調達の予定があるのであれば、
その申し込みは、8月、9月又は2月、3月にに済ませ
銀行の融資残高強化月間である、9月、3月に合わせてみましょう。
営業部や支店は営業目標上、期末残高を増加させたいのが9月、3月。
それ故に
比較的企業にとって有利な条件(貸出金額、期間、金利、手数料等)を
受け入れやすい状態になっています。
これには乗っかりたいですね。
担当者、支店、営業部との関係構築にも一役。
欲しい実績に合わせた資金調達となり
通常時期に比べると銀行側の嬉しさは増すものです。
ここで注意点!
① 既に借りた借入金を遅れなく返済していること
② 通常月から「借りてください」と営業を受けている状態であること
③ 自己資本比率 20%以上 債務償還年数 10年以内の財務状況であること
このような企業でなければ、良い条件は引き出し難いですね。