財務コンサルティングBLOG

決算説明に行くべし! ⑨

IR | 2015年3月23日

財務コンサルタントの城戸です。

決算説明「ダイジェスト版」の最後は

⑧今期企業が取り組む内容と業績予測

ポイントは「売上高、売上高総利益率、経費を一旦、
0ベースで見直す」

企業経営は継続されるものですから
どうしても「前期比較」というコメントになりがちですが
売上高(=受注額)が
1年先まで見込める中小企業は少ないと思います。

もちろん、業種による違いはあります。

マンション分譲等、数年に渡る事業は
売上のタイミングを見込めます。
一方、小売業や飲食業のように現金商売の事業は
受注金額を見込むことは難しいでしょう。

それでも経営者様はできるだけ世の中の動きや
仕入品の価格動向、
雇用環境等を分析して
今期の予測をたてるべきだと思うのです。
今期で言えば、関西地域での電力料金のアップが
業績に影響する企業があるでしょう。

単純に「前期比〇〇%の増減」では
銀行はその根拠を聞いてきます。

その根拠をどのようにつかんでいるかを
「経営者の能力」として判断するのです。

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ダイジェスト版では

①取引先別・商品群別売上高予測とその根拠
②それぞれの売上高総利益率の変化とその根拠
③経費項目で大きく変化する勘定科目とその根拠

を記載します。

決算説明ダイジェスト版の作成は今回で終わりです。

ダイジェスト版無しで
決算書を銀行に提出すると
「ちょっと教えてください」と
担当の銀行員さんから必ず電話がかかってきます。

ほぼ同じ内容ですので
取引している銀行の数にもよりますが、
手間がかかって大変です。

でもこのダイジェスト版を提出していれば
まず大丈夫!

是非、是非、トライしてみてください。

 

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