トップセールスの準備
財務コンサルタントの城戸です。 銀行の社内資料に 「往訪メモ」 なるものがあります。 銀行によってその呼び名は違うかもしれません。 支店長や役員が融資先を訪問する トップセールス時に事前に用意する社内…
財務コンサルタントの城戸です。
「社長、〇月〇日の14時、会社におられますか?
支店長と伺いたいのですが。」
9月、3月の期末近くになると
トップセールスが活発になります。
経営者様は色々とお忙しいと思います。
支店長が来社したからといって
融資の話が進むなど特に良いことはありませんが、
「そんな時間は無いよ」と仰らずに
時間を空けてお会いになることをお勧めします。
他愛もない話で終わりますし、
ここぞとばかりに強烈に売り込むことも
必要ありません。
ただ一言
「いつも担当の〇〇さんには、とても良くしてもらっています!」
トップの訪問目的は
営業推進の他、
会社が順調に動いているか
社長・従業員が元気に働いているか
という、融資先のチェックと
担当者はちゃんと営業活動をしているか
担当者は可愛がられているか
担当者は融資の話を握り込んで(=報告せず、
放ったらかしにして)いないか
担当者は融資先と癒着などしていないか
という、担当者管理上の目的もあります。
経営者様の「担当の〇〇さんには・・・」
の一言があれば、支店長は安心します。
支店に帰った後、
「〇〇君、社長が褒めてたぞ」
となれば、サイコー!
御社の為に担当の銀行員さんは益々頑張ってくれます。
逆に気を付けなければならないことは、
融資の申し込みや、
事業の新たな取り組み等
良い情報は、まずは担当者に言うべし!
です。
融資先の事は、
事業内容から
社長の趣味、家族の事まで
担当者が誰よりも知っていて当たり前。
支店長から
「〇〇君、そんな事も知らないのか?
そんなことでよく融資の稟議書がかけるな〜。
いい加減な稟議書を書いてるんじゃないのか?」
となったら大変です。
融資の稟議書は担当者から上席に上がっていきます。
担当者を御社のファン、味方につけることも
重要な財務戦略です。