財務コンサルティングBLOG

決算説明に行くべし! ②

IR | 2015年2月26日

財務コンサルタントの城戸です。

決算説明に行くにあたって、
決算書の中身を解説するダイジェスト版を
準備しましょう。

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決算説明ダイジェスト版には下記の内容を盛り込みます

①決算期の業界の様子、企業が取り組んだ事柄
②品目別または販売先別の売上高と売上原価
③売上高と売上原価率の前期比増減の理由
④販売費・一般管理費の前期比増減の理由
⑤営業外損益・特別損益の前期比増減の理由
⑥在庫の内容
⑦借入金の銀行別内訳
⑧今期企業が取り組む内容と業績予測

以上をA4用紙2枚程度にまとめます。

銀行は決算書をスキャンし、
独自のシステムで財務分析を行い
融資先を「格付け」します。

年一回のこの作業で
その企業に対する一年間の融資方針が決まってしまいます。

財務分析ではわからない
数字の中身を解説することで
その格付けを少しでもランクアップさせて
融資を受けやすく、
また、担当の銀行員さんが
稟議書を書きやすくするのが
決算説明ダイジェスト版の狙いです。

決算書は
税務署の受付印のある別表、
(電子申告の場合は、税務署が受け付けた旨を表す
「メール詳細」を別表とともに添付します。)
決算報告書、
勘定科目内訳書、
企業概況報告書
を一部コピーします。

スキャナーに読み込ませるときに面倒くさいので
これらはホッチキス止めをしないでください。

ダイジェスト版は
応対してくれる銀行員さんの人数分用意します。

決算書とダイジェスト版が用意できたら
担当の銀行員さんにアポイントをとります。

せっかくですから、
支店長さんにお会いになることをお勧めします。

以前「年始に銀行へ挨拶行くべきか?」でも書きましたが
販売先・仕入先の社長に会うのと同じように
融資審査の権限を持つ支店長に会うことは
とても大切なことです。

普段なかなか会えない支店長ですが
「決算説明に伺いたい」
といえば良い口実になります。

決算説明の時間は30分程度用意してもらいましょう。

もう一つ大切な事。
社長自らご説明されることをお勧めします。

「融資審査 定性分析」で書きましたが
業績数字を説明することは、
経営者様の「計数管理能力」を
ポイントアップできるチャンスです。

次回から、ダイジェスト版について
書いていきます。

 

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