財務コンサルティングBLOG

融資審査 ③ 創業編 その2

審査 | 2015年2月1日

財務コンサルタントの城戸です。

前回、日本政策金融公庫への創業資金の借入について書きました。

申込書等必要書類はこのアドレスで取得できます。
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html

創業計画書の重要なポイントを解説します。
創業計画書

その創業計画書の中でも重要なのは、
「4.取引先・取引関係等」の欄です。
少し粗い表になってしまいますが、下記の表です。

取引先名

(所在地)

シェア 掛取引の割合 回収・支払の条件

公庫処理欄

販売先

(        )

 日〆  日回収

(        )

 日〆  日回収

ほか  社

 日〆  日回収

仕入先

(        )

 日〆  日支払

(        )

 日〆  日支払

ほか  社

 日〆  日支払

外注先

(        )

 日〆  日支払

ほか  社

 日〆  日支払

人件費の支払

   日〆 日支払 ボーナス支給時期(  月   月)

もっとも重要なポイントは、「〆 回収、〆支払」です。

売り上げたけれども、その売上金がいつ銀行口座に入るのか?
仕入れたものは、いつ支払うのか?給料はいつ支払うのか?

「儲かる=利益の計上」と
「事業を継続する=現金収支がプラスになる」は違います。

確かに儲かる事業だけれども、
いつ手元にお金が入り、出ていき、結局手元にいくら残るのか、
所謂「資金繰り」が明確になっていなければ、
たちまち企業は倒産してしまいます。

事業再生の場面で
企業の金融機関窓口交渉担当として仕事をすることがあります。

事前打ち合わせ時に
企業の現状分析を行いますが、
ピンチに立たされている企業ほど「資金繰り管理」が疎かになっています。

取引先ごとには把握しているが
会社全体の資金繰りが管理されていないケース、
管理は経理担当者に任せきりで社長が管理できていないケース等々。

創業時から徹底した資金管理の意識を高くもつことが
一番重要だと思います。

カテゴリ別アーカイブ
年別アーカイブ