財務コンサルティングBLOG

融資審査 ① 審査の体系

審査 | 2015年1月23日

財務コンサルタントの城戸です。

弟「アニキ、何にも聞かんと、1万円貸してくれ!」
かわいい弟の頼みですからね〜。(苦笑)貸しちゃいますよね。

銀行融資となると、当然こうはいきません。
何も聞かないどころか、
「何に使いますか?」「返済はどのように?」「担保はありますか?」「ほんとに返せるんですか?」「返せるって、なぜ言い切れるのですか?」

銀行は、預金者から集めた大切なお金を融資しますから、
「安全確実に返済される」ことが証明されないと、
びた一文貸してくれません。

ドラマ「半沢直樹」で主人公の父親がネジを見せながら、
「この画期的なネジが売れれば、返済できるんです!お願いします!」
と銀行員に縋り付く場面がありました。

でも銀行は貸さなかった。

「安全確実に返済される」ことが証明できなかったのですね。

この証明の為に「融資審査」があります。

銀行は企業の何を審査するのかを数回にわたり書いていこうと思います。

様々な角度から、いろんなセクションで、審査が行われます。

今回は、まず審査の体系から書きます。

審査に必要な書類の事を「稟議書(りんぎしょ)」と呼びます。
銀行によっては「申請書(しんせいしょ)」。

稟議書の一般的な流れは、

担当者⇒課長⇒副支店長⇒支店長⇒本部の審査部担当者⇒審査部長⇒役員会
となっています。

担当者⇒課長⇒副支店長⇒支店長を「店内稟議」と呼びます。
支店長が融資しよう(=支店長決裁)と決めれば融資を実行できます。

支店長⇒本部の審査部担当者⇒審査部長を「本部稟議」、審査部長⇒役員会を「役員稟議」と呼びます。

融資金額の大きさは、店内稟議<本部稟議<役員稟議となり、
店内稟議の融資金額は、
銀行や同じ銀行内でも「店格」により変わります。

つまり、個人取引中心の郊外型店舗より、
梅田や難波の大店の方が、支店長が決済できる金額は大きくなります。

銀行にもよりますが、店内稟議の金額上限は3000万円〜5億円くらいの差があります。

融資金額が大きいほど審査するセクションが増え
慎重に審査することとなります。

サラリーマン中のサラリーマンの銀行員さん達は
上司の質問に完璧に答えられるよう、
しつこく、しつこく質問を企業になげます。

融資金額が大きい場合、余裕を持って申し込む必要があります。

 

 

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