財務コンサルティングBLOG

色んな銀行 JAバンク

金融行政 | 2015年2月17日

財務コンサルタントの城戸です。

最近テレビを賑わせているJA全中。
JA全中が任意団体になることが決まりました。
企業経営者の皆様は、
「そんなの関係ねぇ〜」
「農家のことでしょ?!」
「農業族議員とTPPの問題やろ〜」

とお感じになっているかもしれません。

実は、そーでもないのです。

「JAバンク、大阪〜♪」なんてCMがテレビで流れています。

JAグループの大まかな組織図は下記のようになっています。

JAグループは、
①農産物の販売を行う組織(経済事業と呼びます。)
②貯金・融資を扱う金融機関(信用事業と呼びます。)
③損害共済を取り扱う組織(共済事業と呼びます。)
と3系統に分かれていて、
国→都道府県までは3系統に明確に分かれています。

一番下部の市町村単位となる「農協」が
その3系統全部の受皿になっていて、
逆にその一番てっぺんにJA全中があります。

JAバンクは、
農林中央金庫(国レベル)

農林中央金庫の支店・又は信用事業連合会(県のレベル)

農協(市町村のレベル)

の縦割りの組織(上記②の信用事業全体)を総称しています。

政府の政策では
JA全中の農協への監査・指導をなくし
農協の経営の自由度を高め
農作物生産の競争力をつける
と説明がありました。

農村部の農協では、
「農作物の競争力強化」
が重要になるでしょう。

一方、都市部(例えば、大阪市内)の
農協では、畑も田んぼも酪農もあまり見られません。

都市部農協の儲けの圧倒的な柱は
実は、「ローン(=融資)」
なのです。

JAバンクには
組合員からの出資金や
貯金という豊富な資金があります。

一般の銀行と同じように
住宅ローン、マイカーローン、教育ローン、カードローン
を取り扱っています。
農家の方以外でも利用ができます。
サザエさんのCMでお馴染みですよね。

ローンは個人向け商品ですが、
都市部農協は、「事業性融資」
つまり、企業向け融資にも
目を向けています。

農家向けの農業融資とともに、
一般企業向けの運転資金・設備資金
のニーズにも応えようと準備を始めています。

大阪や兵庫の信用事業連合会(県レベル)
では、既に企業への融資を手掛けて久しくなります。

農家でなくても
「わが社のメインバンクは農協さん」
という時代が来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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